神奈川県不動産鑑定士協会との協働<第2弾!>

2017年12月16日

 12月11日(月)放課後、10月の第1弾の際に来校いただいた4名の不動産鑑定士の方々に再びおいでいただきました。

前回の記事・・・2017年10月20日
  
 第2弾の課題は、「地域の魅力を高めるためにはどのようなことをすればよいか」というものです。3班に分かれている生徒たちは、それぞれ、「①鵠沼松が岡 改善プラン」「②片瀬山をよりよくするには?」「③地域活性化・片瀬山」と題した発表をしました。
 
 それぞれに、「公園の設置」「道路の一方通行化」「路側帯をカラー舗装化」<以上①>、「働く世代が働きやすい町」「空き家の福祉施設としての活用」など<以上②>、「鹿児島県鹿屋市との関係強化<「かのや100チャレ」との関連を意識!>」「地域の方々とともにするボランティア活動」「富士山の景観活用」など<以上③>のアイデアを軸に、よくまとめられていたと思います。 
 
 不動産鑑定士の方々からは、「丁寧な発表でよかった」「もっと自由な発想であったら、より面白かっただろう」「はじめにコンセプトの説明があったのがよかった」「『持続可能』というコンセプトを使ったのはよかった」「もう少し具体的に、『どういう町にしたいのか』という説明があったらよかった」「『道路が狭い』などの地域の課題を、実際に自分たちの目で確かめて考えていることがよかった」「それぞれの観点でよく調べて、地域をより良くしたいという思いが伝わった」等のご意見ご感想をいただきました。
 
 また、「地域の魅力を上げるのには、『地域の長所を伸ばす』ことと、『地域の短所をなくす』という方向性がある」「『逆転の発想』も重要だ」「実地調査をした上での発表は説得力がある」「観点を絞り込むと説明は分かりやすくなる」といった多くのヒントもいただくことができました。
 
 そして、最後に「来年度もこの活動を継続したいですか?」ということを投げかけていただきました。生徒たちは、「是非続けたい」という意志を示し、来年度も継続していくことが決まりました!
 来年度は、よりよい案をつくり、藤沢市などに提言できるレベルまで高めていってもらいたいと思っています。
 
 このような場を設定していただいた神奈川県不動産鑑定士協会の皆様の御協力に重ねて感謝いたします。