緑のコリドー(回廊)を創る活動 ☔秋の植樹に出掛けて参りました🌲

2025年11月4日

10月25日(土)、雨の降る中ではありましたが、恒例の植樹ツアーに出掛けました。
湘南学園からの今回の参加者は、中学2年生から高校2年生までの有志10名。前日までの雨天の影響を受けて自然観察ハイキングは中止となり、秦野駅から丹沢の菩提峠に直行・直帰する行程となりました。ちなみに、現地で前年度の卒業生と会いました。別の団体のメンバーとして植樹活動に参加しているとのことでした。素晴らしい!植樹する苗木には、目印としてピンクのリボンを結びます。主催者の話によると、今回は800本の苗木を植えたそうです。800本も植えたのに、まだまだピンクリボンが目立たないエリアがいっぱいでした。山の雄大さ・壮大さに脱帽です(笑)こうした活動を続けることで、そして次の世代に受け継いでいくことで、少しでも森を守ることに繋がって欲しいと願います。ふと思ったのですが、植樹と教育には似ている点があります。地道に見守って後押ししても、期待通りに成長するかは数十年先まで分かりません。でも、何もせずに放置しておいたら枯れ山となってしまうであろう山が、我々の小さな活動で少しずつ息を吹き返していく・・・。どんなに大きなものに立ち向かう際にも無駄なものなんて一つもないのだということを実感するし、そう信じたくなります。
ある建設会社が「地図に残る仕事」というキャッチコピーを掲げています。その会社は「地図に残らない仕事」というキャッチコピーを伝えるCMも放映しています。今日の我々の活動も同じようなものなのではないかと感じました。
我々が植えた1本1本の木が地図に載ることはないけれど、その想いが集まってできあがったコリドーは、きっと100年後の地図に載っているはずです。その地図からは読み取れないかもしれないけれど、その緑の回廊には、間違いなく我々の想いが詰まっています。
そんなことを考えた植樹の帰り道でした。
昔からの親友であったかのように仲良く話をしたり一緒に尾根を登って植樹したりしているのを見て、「そうそう、これこそESDの根っこにあるものだよね!」と心の中でニンマリしていました(笑)
往復バスは完全貸し切りになって、遠足みたいで楽しかったね!!!
また行こうぜ~っ(o^―^o)ニコ